乾電池の種類とサイズを徹底解説|単1〜単5までの違いと選び方

乾電池の種類とサイズを徹底解説|単1〜単5までの違いと選び方

私たちの身の回りで最も使われている電源といえば「乾電池」です。リモコンや時計、おもちゃ、懐中電灯など、あらゆる機器に使われています。

しかし「単1形」「単3形」などの呼び方は知っていても、それぞれのサイズや用途の違いを正確に理解している人は少ないかもしれません。

この記事では、乾電池の「サイズ」と「種類」についてわかりやすく解説します。

目次

乾電池のサイズと呼び方一覧

乾電池は国際的にはIEC規格(International Electrotechnical Commission) で定められ、日本では JIS規格 に基づいて「単〇形」と呼ばれています。

一方、アメリカではアルファベット(AA、AAAなど)で表記されます。

以下の表は代表的な乾電池のサイズ比較です。

スクロールできます
国際規格
(IEC / JIS)
高さ
(mm)
直径
(mm)
日本での
呼び方
米国での
呼び方
R2061.534.2単1形D
R1450.026.2単2形C
R650.514.5単3形AA
R0344.510.5単4形AAA
R130.212.0単5形N
R8D42542.58.3単6形(通称)AAAA

乾電池は電圧は基本的に同じなので、サイズが大きいほど貯められるエネルギーの容量が多く、長時間使用に向いています。

用途別:乾電池サイズの選び方

単1形(R20 / D)

懐中電灯や大型ラジオなど、長時間の電力が必要な機器に最適。
大容量で電流も大きく流せるため、消費電力の高い機器に向いています。

単2形(R14 / C)

おもちゃや中型のラジオ、センサーライトなどでよく使われます。
単1より軽く、扱いやすいバランス型。

単3形(R6 / AA)

最も一般的なサイズ。リモコンや時計、ワイヤレスマウスなど日常のほとんどの小型家電に対応。
コスト・入手性・汎用性のバランスが抜群です。

単4形(R03 / AAA)

スリムで軽量。リモコンやヘッドライトなど、小電力・省スペースの機器向け。

単5形(R1 / N)

特殊な電子機器、携帯機器、古い懐中電灯などに使用。あまり一般的ではありません。

単6型(R8D425 / AAAA)

IECやJIS規格にはなく、元々は日本にはない形の電池です。現在はPC用のタッチペンなどで用いられる、手軽に入手可能です。

乾電池の種類(化学構造)

乾電池にはサイズだけでなく「化学構造」の違いもあります。

種類主な特徴主な用途
マンガン乾電池安価で長期保存に強い。電流はやや弱め時計、リモコンなど
アルカリ乾電池出力が強く長持ち。コスパも高いおもちゃ、懐中電灯など
リチウム乾電池軽量で低温に強く、長寿命カメラ、センサー機器など
ニッケル水素電池(充電式)繰り返し使えるエコタイプ家電、カメラなど充電式対応機器

まとめ:サイズと種類を理解して無駄なく使おう

乾電池は「サイズ」と「化学構造」の2つの観点から選ぶことが大切です。

用途に合わせて最適なタイプを選ぶことで、コスパも性能も大きく変わります。

  • 消費電力が高い機器 → アルカリ乾電池
  • 長期保管やリモコン用途 → マンガン乾電池
  • 高性能・長寿命を求める場合 → リチウム乾電池
  • 繰り返し使いたい場合 → ニッケル水素電池

豆知識

「単1」「単2」などの“単”は「単式電池(1セル)」を意味します。

つまり、電池の中身は1つのセルで構成されており、サイズによって容量が変わるだけなのです。

この記事の参考資料

出典:日本産業規格(JIS C8515:2017)一次電池個別製品仕様

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